GitHubが画期的なプログラミングの支援サービスの「GitHub Copilot X」を発表しました。
今回は、Github Copilot Xのすごさについて解説したいと思います!
GitHub Copilot Xとは?
GitHub Copilot Xとは、自然言語でAIと対話しながらプログラミングを支援するサービスです。
昨年発表された「GitHub Copilot」に、OpenAIの最新技術「GPT-4」などを導入したもので、コード補完だけでなく、デバッグやプルリクエスト、ドキュメント整備などもAIが手伝ってくれます。
ChatGPT以降、大規模言語モデルを利用した画期的なサービスが次々と発表されていますが、今回のCopilot Xはプログラミング体験を大幅に変えるゲームチェンジャーになりそうな予感がします…!
GitHub Copilot Xの主な機能
GitHub Copilot Xには以下のような機能があります。
チャット形式でコードを生成
GitHub Copilot Xには、コードエディタに統合されたAIとの対話機能があります。この機能を使うと、コードの提案だけでなく、コードの解説やユニットテストの生成、バグの修正などを自然言語で依頼できます。
また、Copilot ChatはOpenAIの最新モデルGPT-4を利用しており、高い精度と自然さを実現しています。
以下の動画をご覧ください。
チャット形式で、正規表現の説明をしてもらったり自分のコードのバグを修正してもらったりしています。この機能を使えば開発時間を大幅に短縮できそうな予感がしますね!
プルリクエストを手伝う機能
GitHub Copilot for PRsは、プルリクエストの作成やレビューを助けるAIアシスタントです。GitHub Copilot for PRsは、以下の機能を提供します。
- プルリクエストの説明文に特定のタグを入れると、CopilotがGPT-4モデルを使って変更内容に基づいた説明文を自動生成します。例えば、copilot:summaryというタグを入れると、変更内容の要約が生成されます。
- プルリクエストに含まれるコードに対して、Copilotがテストケースを提案したり、不足しているテストケースを指摘したりします。これにより、バグの再発や機能の消失を防ぐことができます。
- プルリクエストのテンプレートに従って入力する際に、CopilotがAIによるサジェスチョンを表示します。タブキーでサジェスチョンを受け入れて、素早くプルリクエストを作成することができます。
GitHub Copilot for PRsは、開発者の生産性やコード品質を向上させるための革新的なツールです。現在は技術プレビュー版として提供されており、オーガニゼーション管理者や個人リポジトリ所有者がインストールすることができます。
ドキュメントを代わりに読んでくれる!
GitHub Copilot for Docsは、ドキュメントを学習したAIがチャット形式で質問に回答する機能です。
開発者は、使用している言語やフレームワークなどに関するドキュメントの内容をAIに尋ねることができます。現在は、「MDN」、「React」、および「Azure Documentation」のドキュメントをサポートしています。
GitHubは今後、Copilot for Docsの機能を社内リポジトリや社内文書にも適用できるようにし、開発者が社内文書やソフトウェアに関してチャットで質問できるようにすることを目指しています。
Githubのリポジトリから最新のドキュメントを検索し、回答してくれるという超有能で画期的な機能です。
私が今回の発表で一番魅力的に感じたのは間違いなくここです!ドキュメントを検索して読む作業はどれだけ慣れてもつらいものがありますからね…。
まとめ
以上、「GitHub Copilot X」について紹介しました。
このサービスは現在テクニカルプレビュー中で、公式サイトから申し込み可能です。 AI技術は日々進化しており、「Copilot Voice」という音声入力機能も近いうちに追加される予定だそうです。
私もはやく使ってみたくてうずうずしています。まだの人は、ぜひ今すぐウェイティングリストに登録しましょう!
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