OW2のシーズン4が開幕しましたが、ランク(ライバル・プレイ)のマッチングシステムが酷すぎて不満の声が続出しています。
MMR(内部レート)でランクが勝手に上下
シーズン4では、シーズン開始時のランク減衰が廃止されました。そして、MMRと呼ばれる内部レートの数値に合わせたランクが設定されるようになりました。
MMRは、ランクの試合数をこなしている人は適正な数値が出る傾向にありますが、試合数が少ない人は適正な数値が付きにくいです。
例えば、5回しかライバル・プレイをこなしていないアカウントがあり、勝率がたまたま100%だったとすると本来の適正ランクより数ランク高いMMRが出る場合があります。
この影響で、前シーズンはプラチナだった人がダイヤやマスター、グランドマスターに昇格していたという声が散見されます。
実際に筆者もランクをプレイしましたが、前シーズンプラチナやダイヤだった人が今シーズンいきなりマスター等になっているという人を多く見かけました。
ライバル・プレイのマッチングは改善される?
前シーズンから、MMRによるマッチングで低ランクプレイヤーと高ランクプレイヤーがマッチングする事例は相次いでいました。
一方で、今シーズンからシーズン初めにMMRに合わせたランクに勝手に調整されるようになりましたが、依然としてマッチングシステムに対する不満の声は止まりません。
ランクのマッチングシステムが悪いと人口がどんどん減っていくため、運営としても改善すべきという認識は持ち合わせているようですが、対策が明後日の方向に行ってしまっているように感じます。
MMRが適正なレートとして機能していないのが問題なのですが、無理やりランクをMMRに合わせたところで改善するはずがないです。
全プレイヤーが一定以上のプレイ数をこなしていくことで、マッチング格差は減ることが予想されますが、実際全プレイヤーが数をこなすという状況は実現が難しいです。
見かけ上ランク差のあるマッチングはなくなっても、適正なレートでマッチングしないことには変わりません。
なのでMMRという仕組みの抜本的な改革を行わない限り、マッチングに対する不満は減らないのではないかと考えています。
まとめ
シーズン4が始まり、ランクがMMRに合わせて変動した影響で高ランク帯に低ランクプレイヤーが入ってしまうということが頻発しています。
時間経過で多少緩和されるかもしれませんが、修正が入らない限り根本的な解決には至らないでしょう。
まともにライバル・プレイをやりたい(特に高ランク帯の)プレイヤーは、今はライバル・プレイをやらないほうがいいかもしれません。
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