Geekbenchのデータベースに、RTX 4060 Tiのベンチマークスコアが登場しました。
このリークされたベンチマークでは、RTX 4060 Tiを使用して、Geekbench 5のCUDAスコアが計測されています。
このベンチマークは、NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti、Intel Core i9-13900Kを搭載した Z790プラットフォームで実施されています。
このベンチマーク結果から、RTX 4060 Tiは、4252コア、最大周波数3.54GHz、34SM、VRAMは8GB、18 Gbpsであることが確認出来ます。
16GB版RTX 4060 Tiの噂もありますが、このベンチマークは8GB版で実施されたもののようです。
ベンチマークスコアは146,170ポイントで、これは125,000~130,000ポイント程度のRTX 3060 Tiと比較して約15%程度高速な結果です。
一方で、RTX 3070は150,000ポイント前後なので、わずかに届かない結果となっています。
この性能向上を、十分なものと考えるかどうかは人によって意見が分かれそうです。ただし、16GB版に関しては、VRAM容量を重要視している人にとって優れた選択肢となることは間違いなさそうです。
NVIDIA GeForce RTX 4060 Tiは、AD106の縮小バージョンのAD106-350-A1を利用すると予想されており、34個のSM、4352個のCUDAコアと、8/16GB、128-bitのバスインターフェース、18 GbpsのGDDR6メモリを搭載し、帯域幅は288GB/sになると予想されています。
また、32 MBのL2キャッシュが搭載されると見られ、これはGeForce RTX 3060 Tiの8倍となるようです。
消費電力に関して、ゲーム中の電力は150~160W程度、RTX 3060 Tiと比較して25%ほど低くなるようです。
RTX 4060 Tiの8GB版は5 月末までに発売される予定で、価格は399ドルから499ドルになると予想されています。
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