【ウイニングポスト10】意識するべき配合理論と成立する条件【初心者でもわかりやすい】

ウイニングポスト10

ウイニングポスト10では種付けの際に特定の条件を満たすことで配合理論が成立し、爆発力を増加させることでよりスピードが優秀な馬が生まれるようになります。

そのため、配合理論の成立する条件を意識しながら繁殖牝馬と種牡馬を選ぶことは非常に重要です。

配合理論は一部複雑なものもありますが、基本的に意識するべき配合理論はある程度決まっています。

今回は初心者でも狙いやすい配合理論を紹介していきます。

また、強い産駒を生み出すには繁殖牝馬の質も非常に重要です。
1973年スタートでおすすめの繁殖牝馬はこちらの記事で紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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配合理論とは

ウイニングポスト10で強い馬を生産するには、配合理論を意識して種付けをする必要があります。

配合理論とは母と父の血統で特定の条件を満たした際に成立し、配合理論の内容に応じて爆発力が増加します。

この爆発力が産駒のスピードステータスの潜在能力に関わります。

しかし、爆発力が上がる代わりに危険度も上昇してしまう「インブリード」という配合理論も存在するため注意が必要です。

爆発力

爆発力とは配合時に表示される「クローバー」の数字であり、成立した配合理論に応じて爆発力が加算されていきます。

成立した配合理論の内訳は、配合評価タブから確認することが可能です。

また、左下に表示されている牧場長のコメントから、爆発力に対しての評価が確認できます。

爆発力コメント
30以上とてつもない爆発力を秘めていそうです
21~29大きな爆発力を秘めていそうです
15~20なかなかの爆発力を秘めていそうです
8~14ちょっとした爆発力を秘めていそうです
7以下少し爆発力に欠ける部分があります。

危険度

危険度とは配合時に表示される「!マーク」の数字であり、配合による危険度合いを示します。

危険度が高いと産駒の気性が荒かったり、健康に問題を引き起こす可能性が高くなります。

また、危険度が高すぎると種付けが不可になり、牧場長のコメントでは「別の配合相手を選んでください」と注意を受けます。

爆発力コメント
種付不可極度の近親です。別の配合相手を選んでください
危険度・大血が濃くなりすぎて、かなり危険です
危険度・中産駒の健康面が気になります
危険度・小なし

優先したい配合理論

まず優先して確認したい配合理論は以下の4つです。

  • 種牡馬施設効果(爆発力+1~+3)
  • 血脈活性化因子(爆発力+4~+8)
  • 母父○/母父◎(爆発力+2~+4)
  • ニックス(爆発力+1~+8)
  • 活力源化因子(因子の数に応じて変化)

まずは上記5つの配合理論を成立することを意識し、最低でも20以上の爆発力を確保しましょう。

それでは配合理論が成立する条件を詳しく見ていきましょう。

種牡馬施設効果

種牡馬施設効果は血統によって成立する配合理論とは異なり、牧場施設の「種牡馬繋養施設」の数に応じて爆発力が増加します。

施設を建てるだけで簡単に爆発力を増やすことができるので、「種牡馬繋養施設」は必ず3段階目まで設立しましょう。

条件爆発力
種牡馬繋養施設が1段階目爆発力+1
種牡馬繋養施設が2段階目爆発力+2
種牡馬繋養施設が3段階目爆発力+3

血脈活性化因子

血脈活性化因子は、3代前の先祖8頭が異なる親系統に属している場合に成立する配合理論です。

親系統の数に応じて爆発力が変化し、最大+8と非常に効果の大きい配合理論であるため、意識して種牡馬と繁殖牝馬を選ぶことが大切です。

条件爆発力
3代前の親系統が6つ爆発力+1
3代前の親系統が7つ爆発力+2
3代前の親系統が8つ爆発力+3

母父○/母父◎

母父〇/母父◎は母父が子系統または親系統を確立していて、更に能力因子を1つ以上持つ場合に成立する配合理論です。

能力因子とはスピード・スタミナ・瞬発力・勝負根性・パワー・柔軟性の6つを指しており、気性難・早熟・晩成や、SP系ST系は含まれませんので注意してください。

また能力因子の数に応じて爆発力が変化し、能力因子が1つの場合は『母父〇』、能力因子が2つの場合は『母父◎』が成立します。

配合理論名条件爆発力
母父〇母父が系統確立+能力因子が1つ爆発力+2
母父◎母父が系統確立+能力因子が2つ爆発力+4

ニックス

ニックスとは種牡馬と繁殖牝馬の血統が、相性が良い場合に成立する配合理論になります。

ニックスは左下のメニュー>資料>ニックスファイルで確認することが可能です。

例えば子系統である「ネイティブダンサー」の項目を見てみると、ニックスは以下の3頭が表示されています。

  • ボールドルーラー
  • ヘイルトゥリーズン
  • ノーザンダンサー

つまり、この子系統に属する繁殖牝馬を選ぶと『シングルニックス』という配合理論が成立し、爆発力を増加させることが出来ます。

ニックスはこの他にもいくつかの成立パターンがありそれに応じて爆発力が変化しますが、まずは『シングルニックス』のみ押さえていれば大丈夫です。

配合理論名条件爆発力
シングルニックス父と母父がニックスの系統である爆発力+2
ダブルニックス父と母父、父と母母父がニックスの血統である爆発力+4
トリプルニックス父と母父、父と母母父、父と母母母父がニックスの血統である爆発力+6
フォースニックス父と母父、父と母母父、父と母母母父、父と母母母母がニックスの血統である爆発力+8

活力源化因子

活力源化因子とは両親の祖先に種牡馬因子をもっている場合に成立する配合理論で、名種牡馬因子/大種牡馬因子に応じて内容が異なります。

活力源化名種牡馬因子

「活力源化名種牡馬因子」とは、父と母の先祖に『名種牡馬因子(銀色)』を持つ種牡馬がいる場合に成立します。

必ずしも父父と母父に名種牡馬因子がある必要はなく、父系と母系の双方の先祖が1つでも名種牡馬因子を持っていれば成立します。

以下の画像は「活力源化名種牡馬因子」が成立する例で、アウトブリードの場合は爆発力が+4増加します。

また、配合時の爆発力はインブリードとなる血量に応じて変化します。

【アウトブリード】
名種牡馬の数に比例して爆発力が+1増加します。

【25%以下のインブリード】
アウトブリードとした爆発力の数値から、名種牡馬因子が5個までは爆発力が-1、6~8個は-2、9個以上は-3されます。

【25%以上のインブリード】
爆発力がアウトブリードの場合の半分になります。

活力源化大種牡馬因子

「活力源化大種牡馬因子」とは、父と母の先祖に『大種牡馬因子(金色)』を持つ種牡馬がいる場合に成立します。

必ずしも父父と母父に大種牡馬因子がある必要はなく、父系と母系の双方の先祖が1つでも大種牡馬因子を持っていれば成立します。

更に『世界種牡馬因子(虹色)』があると更に爆発力が増加します。

以下の画像は「活力源化大種牡馬因子」が成立する例で、アウトブリードの場合は爆発力が+6増加します。

また、配合時の爆発力はインブリードとなる血量に応じて変化します。

【アウトブリード】
名種牡馬の数に比例して爆発力が×1、世界種牡馬因子の数に比例して爆発力が×2

【25%以下のインブリード】
アウトブリードとした爆発力の数値から、大種牡馬因子が5個までは爆発力が-1、6~8個は-2、9個以上は-3されます。

【25%以上のインブリード】
爆発力がアウトブリードの場合の半分になります。

できれば狙いたい配合理論

次に可能であれば狙うことで爆発力の増加をすることができる配合理論を3つ紹介します。

  • SP昇華配合/ST昇華配合
  • 3冠配合
  • アウトブリード

前述の優先したい配合理論を組合わせることで、爆発力30以上も目指すことが可能です。

SP昇華配合/ST昇華配合

SP昇華配合/ST昇華配合は種牡馬と繁殖牝馬がSP系またはST系に属する場合に成立する配合理論です。

昇華配合はレベルが3段階に分けられており、段階に応じて爆発力が増加します。

レベル1

【SP昇華配合レベル1】
種牡馬がSP系であり、繁殖牝馬がSP系または能力因子を持つ場合に成立し、爆発力が+1増加します。

【ST昇華配合レベル2】
種牡馬がST系であり、繁殖牝馬がST系または能力因子を持つ場合に成立し、爆発力が+1増加します。

レベル2

【SP昇華配合レベル2】
母父と2世代前の祖先が全てSP系に属する場合に成立し、爆発力が+2増加します。
また、母母のみSP系ではなく能力因子で代替することが可能です。

【ST昇華配合レベル2】
母父と2世代前の祖先が全てST系に属する場合に成立し、爆発力が+2増加します。
また、母母のみST系ではなく能力因子で代替することが可能です。

レベル3

【SP昇華配合レベル3】
母父から3世代前の祖先が全てSP系に属する場合に成立し、爆発力が+3増加します。
また、母母母のみSP系ではなく能力因子で代替することが可能です。

【ST昇華配合レベル3】
母父から3世代前の祖先が全てST系に属する場合に成立し、爆発力が+3増加します。
また、母母母のみST系ではなく能力因子で代替することが可能です。

3冠配合

種牡馬と繁殖牝馬が3冠を達成している場合に成立する配合理論で、爆発力が+4増加します。

対象の3冠レースは以下の通りです。

【日本の3冠レース】

3冠名対象レース1対象レース2対象レース3
3歳牡馬3冠皐月賞日本ダービー菊花賞
3歳牝馬3冠桜花賞オークス秋華賞
春古馬3冠大阪杯天皇賞(春)宝塚記念
秋古馬3冠天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念

【海外の3冠レース】

3冠名対象レース1対象レース2対象レース3対象レース4
欧州3冠英ダービーKGVI&QES凱旋門賞
欧州牝馬3冠英オークス愛オークスヨークシャーオークス
英国3冠英2000ギニー英ダービー英セントレジャー
英国牝馬3冠英1000ギニー英オークス英セントレジャー
仏国3冠仏2000ギニー仏ダービーパリ大賞典
仏国牝馬3冠仏1000ギニー仏オークスヴェルメイユ賞
愛国3冠愛2000ギニー愛ダービー愛セントレジャー
愛国牝馬3冠愛1000ギニー愛オークス愛セントレジャー
欧州牡馬マイル3冠※1英2000ギニー仏2000ギニー愛2000ギニーセントジェイムズパレスS
欧州牝馬マイル3冠※2英1000ギニー仏1000ギニー愛1000ギニーコロネーションS
米国3冠ケンタッキーダービープリネークスステークスベルモントステークス
トリプルティアラエイコーンステークスコーチングクラブアメリカンオークスアラバマテークス
※1, 欧州牡馬マイル3冠は英2000ギニーまたは仏2000ギニーのどちらかと、残り2戦に勝利すればよい
※2, 欧州牝馬マイル3冠は英1000ギニーまたは仏1000ギニーのどちらかと、残り2戦に勝利すればよい

また、以下の3冠レースは3冠配合の成立条件に含まれませんので注意してください。

  • 米国芝牡馬3冠
  • 米国芝牝馬三冠
  • 香港トリプルクラウン
  • 香港短距離3冠

アウトブリード

種牡馬と繁殖牝馬の血統表に共通の馬がいない場合に成立し、爆発力が+1増加します。

アウトブリード自体は気休め程度の爆発力ですが、『活力源化因子』によって増加する爆発力が効率よくなるため、総合的には爆発力の増加が期待できます。

また健康的な馬が生まれ、柔軟性・精神力・賢さ・健康・競争寿命が少し増加します。

父と母が同じ子系統の場合に成立する『ラインブリード』の場合は、アウトブリードは成立しません。

お手軽に爆発力が上げられる配合理論

1週目のプレイでは優秀な繁殖牝馬が揃えられない場合や、金欠により種付け料が高い種牡馬が選べず、爆発力を増やしにくいという状況もあるかと思います。

そのような場合以下のような特殊な配合理論を狙うことで、手軽に爆発力を増加させることが出来ます。

  • 稲妻配合
  • 疾風配合
  • お笑い配合
  • お似合い配合

成立する条件を順番に確認していきましょう。

稲妻配合

父と母のステータスが、瞬発力がA以上勝負根性がD+以下の場合に成立する配合理論です。

更に父と母が共に芦毛か白毛に該当する場合は『真稲妻配合』が成立し、更に爆発力が増加します。

配合理論名条件爆発力
稲妻配合両親の瞬発力がA以上、勝負根性がD+以下である爆発力+6
真稲妻配合稲妻配合が成立し、更に両親が芦毛か白毛である爆発力+12

疾風配合

父と母のステータスが、勝負根性がA以上瞬発力がD+以下の場合に成立する配合理論です。

更に父と母が共に青毛・青鹿毛・青黒毛に該当する場合は『真疾風配合』が成立し、更に爆発力が増加します。

配合理論名条件爆発力
疾風配合両親の勝負根性がA以上、瞬発力がD+以下である爆発力+6
真疾風配合稲妻配合が成立し、更に両親が青毛・青鹿毛・青黒毛である爆発力+12

お笑い配合

種付け料が100万円以下の種牡馬と、評価額1億円以上で賢さがC以上の繁殖牝馬にて成立する配合理論です。

爆発力が5増加するだけではなく、産駒の勝負根性・精神力・賢さが上昇します。

お似合い配合

種付け料が200万円以下で賢さがA以上の種牡馬と、評価額1000万円以下で賢さがA以上の繁殖牝馬にて成立する配合理論です。

爆発力が5増加するだけではなく、産駒の勝負根性・精神力・賢さが上昇します。

まとめ

今回はウイニングポスト10で自家生産をする際に重要な、配合理論の考え方について紹介しました。

基本的には『母父◎』や『血脈活性化因子』などを狙うことが重要ですが、札が少なく金欠な1週目のプレイでは『稲妻配合』などを活用しましょう。

配合理論をマスターすることでスピードの速い産駒が生まれ、憧れのG1レースも制覇できるようになります。

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