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e元素から7000円台のラピッドトリガー搭載キーボード登場!0.1mm~4mmのアクチュエーションポイントにも対応

キーボード

激安価格のキーボードで有名な中国企業のe元素(E-YOOSO)から、ついにラピッドトリガー搭載のキーボード「Hz-61」及び「Hz-68」が発売されました。

e元素は長い間、主にAmazonなどでメカニカルキーボードを展開しているメーカーです。これまでも2~5,000円台で買える数多くのメカニカルキーボードを展開していて、主に入門者や安さ重視の人達の間で人気のメーカーでした。

そんなe元素から、なんと7,000円台という圧倒的に価格破壊な値段で「ラピッドトリガー」搭載のキーボードが発売されました。

今回発売されたHz-61は「ラピッドトリガー」のほかにも0.1mm~4mmのアクチュエーションポイントや、デュアルポイントアクチュエーション機能にも対応する61キーのキーボードです。

二つのキーボードの主な違いはキーの数のみかと思いきや、Hz-68のほうは0.2mm~4mmのアクチュエーションポイントに対応する68キーのキーボードのようです。ただ、実際に0.1mmで動作するのかについては怪しいかもしれません。

両者とも最大8,000Hzのポーリングレートに対応し、キーキャップにはPBTを採用しています。Amazonでは価格は両者とも7,999円で同じです。

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ゲーマーに必須のラピッドトリガーを搭載

Hz-61およびHz-68の最大の特徴は、なんといってもラピッドトリガーに対応していることです。

ラピッドトリガーというのは、キーボードから指を離す際に、離したとみなされるまでの距離を調整できるようにする機能です。

ラピッドトリガーモードを視覚的に説明する画像

通常のメカニカルキーボードの多くは、キーボードを押したときに反応する位置が決まっているため、決まった位置までキーボードが上がるまで離したとはみなされません。

ラピッドトリガーを搭載したキーボードの場合、一度押し込んでから設定した距離キーボードを上げた段階で離したと判定することができます。

これにより、距離を0.1mmなど短く設定することで、どこまでキーボードを押したかにかかわらず、離す判定を素早く行うことができます。

特に、人気FPSのValorant等では、銃を打つ際に止まらないと弾が正面に飛ばない使用なため、いかに素早く止まれるかが勝利に直結します。そのため、ゲーマーにとってはとても重要な機能になっています。

ラピッドトリガーを搭載したキーボードでは圧倒的な最安価格

Hz-61およびHz-68は、ラピッドトリガーを搭載したキーボードとしては圧倒的に安い7,000円台で購入できます。

これまでのラピッドトリガー搭載キーボードの価格帯は2~4万円程度で、安いものでも1万円台後半というのが主流でした。

これに対し、Hz-61半額以下の7,000円台で購入でき、完全に価格破壊を起こしています。

0.1~4mmの可変アクチュエーションポイントに対応した磁気キースイッチを採用

Hz-61およびHz-68は、キースイッチに磁気キースイッチを採用しており、それぞれ0.1~4mm、0.2~4mmの可変アクチュエーションポイントに対応します。

磁気キースイッチを視覚的に説明する画像

アクチュエーションポイントは、キーボードを押したときに作動するまでの距離のことで、通常のメカニカルキーボードでは1~2mm台の範囲であることが多いです。

一方、最近のラピッドトリガーを搭載するゲーミングキーボードは、メカニカルキーボードとは違い磁気キースイッチを採用することでこのアクチュエーションポイントを手動で設定できるようになっているものが多数出てきています。

アクチュエーションポイントを0.1mmなどに浅く設定することで、押してから反応するまでの時間を極限まで短くすることができるため、ゲーマーにとっては必須と言ってもいい機能になります。

これまで出ているアクチュエーションポイント対応キーボードの多くは0.1mm~の範囲に対応しています。一方で、安いキーボードは0.2mm~対応のものが多く、(Hz-61に関しては公称値どおりであれば)この価格でしっかり0.1mm~に対応しているのは驚きを隠せません。

デュアルアクチュエーションにも対応

SteelSeriesのAPEX PROなど、一部のラピッドトリガーキーボードに搭載されている「デュアルポイント・アクチュエーション」という名前でデュアルアクチュエーション機能にも対応しています。

この機能を有効にすると、一つのキーにアクチュエーションポイントを二つ設定し、別々の動作を割り当てることができるようになります。

デュアルポイントアクチュエーションを視覚的に説明する画像

例えば0.1mmでは通常のQキーが押されますが、4mmまで押し込むとEキーを押すといった動作を割り当てることができるようになります。

この機能を有効にすると、一つのキーを押すだけで二つの動作で行うコンボを自動で発生させられるようになるなどのメリットがあります。

ゲーミングキーボードとしては必須の機能ではありませんが、求める人にとっては非常に嬉しい機能です。

まとめ

e元素から発売された激安価格のラピッドトリガー搭載キーボード「Hz-61」と「Hz-68」を紹介しました。

両者のアクチュエーションポイントのスペックが違うなど、怪しい点もないわけではないですが、この価格でラピッドトリガー搭載のキーボードが購入できるというのは本当に驚きです。

これを期に、今後ラピッドトリガー搭載のキーボードが安くなっていくという可能性も十分にあるわけなので、この価格、このスペックのキーボードが出るというだけで消費者にとっては非常に大きなメリットがあります。

まだこのキーボードに関してはほとんど情報がない状況ですが、安いラピッドトリガー搭載のキーボードを探していた人は是非試してみてください。

筆者も今後自腹レビューをする予定ですので楽しみにしていてください。

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