【個人開発】爆速でWebアプリのバックエンドを開発する方法 おすすめはこれです!

バックエンド

バックエンドは、Webアプリケーションの本質的な機能を実現する上で重要な役割を担いますが、開発する際には多くの時間と労力が必要です。

特に、個人開発者にとっては、フロントエンドとバックエンドを両方一人で開発しなければならず、苦労している方も多いと思います。

そこで、今回はReactなどのフロントエンドフレームワークと組み合わせて、爆速でWebアプリのバックエンドを開発するための方法を紹介します。

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バックエンドサービス(BaaS)の利用

クラウドベースのバックエンドサービスは、開発者が手軽に利用できる、簡単でスムーズなバックエンド開発を実現する手段です。

BaaSは、開発者がサーバーを運用することなく、手軽にWebアプリケーションを構築することができます。これにより、開発者は開発スピードを向上させることができ、より多くの機能を実装することができます。

さらに、このようなサービスは管理画面やAPIを提供するため、データベースや認証システムなどの管理も手軽に行うことができます。

BaaSは、小規模から大規模まで様々な規模のWebアプリケーションを開発することができます。

また、このようなサービスは継続的なアップデートとサポートを提供するため、セキュリティやパフォーマンスなどの観点で安心して使用することができます。

一方で、サービスが提供する機能が有限であること、安定性と可用性が低い場合があること、データを管理するのが困難な場合があること、データの保護が困難な場合があること、コストが高い可能性があることなど、様々なデメリットや制約も存在します。

BaaSを使えば何でも解決してくれるというわけではなく、開発するサービスの要件に合わせて柔軟に技術選定する必要があります。時には、BaaSの認証機能だけを使用して更に別のサーバーを自分で建てるといった使い方をする場合もあります。

フレームワークの利用

バックエンド開発を効率的に行うには、フレームワークの利用が欠かせません。以下で紹介するFastAPIやNestJSなどのフレームワークを利用することで、開発のスピードを飛躍的に向上させることができます。

また、これらのフレームワークは多数の機能を持ち、開発者が簡単にAPI開発を行うことができます。

フレームワークを利用することで、Webアプリケーションのバックエンド開発を爆速で行うことができます。開発者は、更に多くの時間をアプリケーションの機能やユーザーエクスペリエンスに注力することができます。

おすすめのBaaS

Firebase

FirebaseはGoogleが提供するモバイルアプリ向けのバックエンドサービスです。

Firebaseはリアルタイムデータベース、認証、ホスティングなどの多様な機能を提供することで、モバイルアプリのバックエンド開発を簡素化し、高速な開発を実現します。

FirebaseはAndroid、iOS、Webなど多様なプラットフォームで利用することができ、簡単なAPIを介してアクセスすることができます。

Firebaseには、複雑なデータの管理が難しく、「N+1 問題」を引き起こす可能性があるなどの欠点があります。また、FirebaseはNoSQLデータベースを使用しており、リレーショナルデータベースのようなデータの一貫性がないです。

Supabase

Supabaseは、開発者に認証とデータベース機能を提供するオープンソースのBackend as a Service (BaaS)プラットフォームです。GoogleのFirebaseの代替品であり、開発者がデータベースを使いやすくするために設計されています。

Supabaseは、認証と認可、自動生成API、リアルタイムサブスクリプション、GraphQL(ベータ版)、ホスト型Postgresデータベースなどの機能を提供しています。また、ストレージやリアルタイムサブスクリプションサービスも提供されています。

Firebaseと比較すると、NoSQLではなくRDBを採用していることや、料金形態がかなり違うことなどが挙げられます。どちらを採用するべきかを適切に見極める必要があります。

おすすめのフレームワーク

FastAPI

FastAPIは、Python言語で書かれた高速なWebフレームワークで、API開発を効率的に行うことができます。

FastAPIは、明示的な定義や型ヒントを使って、コードを簡潔に記述することができます。

また、FastAPIは他のフレームワークと比較して高速な処理を実現し、APIドキュメンテーションを自動生成することもできます。

そのため、Web開発者がFastAPIを使って開発することで、柔軟かつ効率的なAPI開発を実現することができます。

FastAPIを使用して「Hello World」を返すAPIを設計するコードはこれだけです。

from fastapi import FastAPI

app = FastAPI()


@app.get("/")
async def root():
    return {"message": "Hello World"}

このコードをmain.pyに記述して

uvicorn main:app --reload

でサーバーを建てれば完了です。

圧倒的に爆速でAPIサーバーを建てることが出来ました。

SOK大学でも実際に使用しています。

NestJS

NestJSは、Node.js向けのバックエンドフレームワークです。宣伝されているように、「快適な開発体験」と「高速でスケーラブルなアプリケーション」を提供することができます。

NestJSは、Angularフレームワークと同様にモジュールシステムを採用しているため、拡張性と保守性に優れています。

また、TypeScriptを使用しているため、開発者が高品質なコードを効率的に書くことができます。

まとめ

今回は、バックエンドを爆速で開発する方法として、BaaSとAPIフレームワークを紹介しました。

最後に、今回紹介したツールはどれも優秀なツールですが、最終的には自分に合った開発ツールを選択することがなにより重要です。

自分が使いやすい開発環境を選択することで、よりスムーズな開発ができるようになります。また、実際に開発する際にも、合ったツールを使うことで、スムーズな開発を行うことができます。

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