Videocardzが、AMD Ryzen 7 7800X3Dの新たな公式ゲームベンチマークを公開しました。このCPUは、ゲームに特化したAMDの最新の3D V-Cache技術を搭載した8コア16スレッドのCPUで、4月に発売される予定です。
Ryzen 7 7800X3Dは、ベースクロックが4GHz、ブーストクロックが5GHzですが、32MBのL3キャッシュに加えて、64MBの3D V-Cacheを備えています。これにより、ゲーム性能が大幅に向上すると期待されています。
AMDは、21種類のAAAタイトルでの1080p高画質設定でのゲームベンチマークを公開しており、その中でRyzen 7 7800X3DとIntel Core i9-13900Kとの比較を行っています。
その結果、AMD Ryzen 7 7800X3Dは、平均でIntel Core i9-13900Kよりも約6.9%高いフレームレートを記録しました。中には、Horizon Zero Dawnで31%、Total War: Three Kingdomsで20%という大差をつけたゲームもあります。
一方、CS:GOやAshes of The Singularityなど、Intel Core i9-13900Kのほうがわずかに優勢なゲームもありました。
価格面では、AMD Ryzen 7 7800X3Dは、Intel Core i9-13900Kよりも$150安い$449という価格設定になっています。また、消費電力もIntel Core i9-13900Kの半分程度という低さです。
さらに、AMDはA620チップセットを搭載した安価なマザーボードも提供しており、Intel Core i9-13900Kに比べてコストパフォーマンスに優れたゲーミングPCを組むことができます。
Ryzen 7 7800X3Dは、性能、価格の両面でIntel Core i9-13900Kをリードし、ゲーマーにとっては最適な選択肢となりそうです。発売が待ち遠しいですね!
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