NVIDIAの次世代グラフィックスカード、RTX 4070の公式ベンチマークがVideoCardzからリークされました。
リークによると、RTX 4070はフレーム生成なしでRTX 3080と同等の性能を提供するということです。RTX 4070は、DLSS2を使用した場合、RTX 3070 Tiよりも1.2倍、RTX 3070よりも1.3倍速いとされています。
また、DLSS3とフレーム生成を使用した場合、RTX 4070はそれぞれRTX 3080よりも1.4倍、RTX 3070 Tiよりも1.7倍、RTX 3070よりも1.8倍速いということです。
次に、もう一枚の画像の1440p、レイトレーシングでのゲーム性能の比較では、フレーム生成があるゲームの数がないゲームの数の2倍になっています。フレーム生成がないゲームの比較については、単純に世代間の性能向上を示すためのものであると考えられます。
単純な性能だけを比較すると、RTX 4070はRTX 3070よりも15%程度高性能になります。一方で、RTX 4070とRTX 3070はどちらもまったく同じ数のCUDAコアを搭載しており、実質的な違いは、アーキテクチャの進化によるクロック速度とIPCの向上だけです。
RTX 4070は、1440p、120FPSをターゲットにしていると考えられ、レイトレーシングとDLSS3が有効になっている場合、恐らく多くのゲームで1440p、100FPSを達成することが出来ます。
一方で、NVIDIAは、DLSS3をマーケティングに大きく取り入れており、DLSSやレイトレーシングなしでの性能についてはほとんど言及していません。
最後に、RTX 4070は599ドルで4月13日に発売される予定です。これまでの情報から、価格や発売日は既に判明していましたが、今回公式からのリークがそれを裏付けています。
599ドルの低価格でRTX 3080並の性能を発揮するRTX 4070は見逃せないGPUとなりそうです。
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