今回はChatGPTであらゆるアプリケーションと連携し、タスクを自動化することを可能としたプラグイン「Zapier」を紹介します。
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新たに登場した「Zapier」を使用することで、メールの作成から送信、Googleドライブやスプレッドシートなどのアプリケーションの連携、様々なデータの検索などを全てChatGPT上から行うことが出来るようになります。
それでは「Zapier」の特徴や使い方について詳しく確認していきましょう!
ChatGPTの自動化プラグイン「Zapier」とは?
Zapierは様々なアプリケーションの橋渡しに特化した企業で、OpenAIと連携して新たにChatGPTのプラグインを公開しました。
Gmail、Slack、Googleスプレッドシートなど5000個以上のアプリケーションと連携し、ChatGPT上で管理や操作を行うことが可能になります。

例えばZapierを使用することで以下のようなタスクを自動化できるようになります。
- ChatGPTでメールを自動生成し、そのまま送信
- Googleドライブに保存されているファイルを要約して出力
- スプレッドシートのデータをChatGPTから加工
これはほんの一例に過ぎないので、ユーザのアイデア次第で使い方は無限大に広がります。
ChatGPTならではの柔軟性と問題の解決力に、多くの便利なアプリケーションと組み合わせることで、あなただけの最強な自動化ツールを実現することができますね!
ChatGPTでプラグインを使用する方法
まずはChatGPTでプラグインを使用する方法について解説します。
プラグイン機能が有効になっていない場合は、以下の手順に沿って設定を行って下さい。
- STEP1ChatGPTにアクセス
こちらからOpenAIのサイトにアクセスし、「ChatGPTを試してみる」をクリック
- STEP2アカウントを作成またはログイン
ChatGPTを利用するにはアカウント登録が必要です。
既にアカウントを所有している場合はログインをしましょう。 - STEP3ChatGPT Plus(有料)の契約
現時点でChatGPTのプラグインは有料会員のみで解放されている機能です。
月額20ドル(約2,700円)のサブスクリプション制になりますので、プラグインを使用する場合はChatGPT Plusを契約しましょう。
- STEP4ChatGPTのメイン画面から設定を開く
画面左下をクリックし、「Settings」を選択します。
- STEP5「Pluguins」を有効に切り替え
設定画面が開いたら「Beta features」のタブに移動し、Pluginsの項目を探します。
Pluginsのボタンをクリックし、有効(緑色)に変更します。
- STEP6チャット画面で「GPT-4」を選択
GPT-4を選択すると、画像のように「Pluguins Beta」という項目が追加されます。こちらをクリックしてプラグインモードに切り替えましょう。
- STEP7欲しいプラグインを探す
初期状態ではプラグインがインストールされていませんので、ストアで必要なプラグインを探す必要があります。
「no plugins enabled」→「Plugin store」と進み、使用するプラグインをインストールすることで使用できるようになります。
Zapierの活用例
SNSの文章作成と投稿
Zapierを使用することでChatGPTにツイートの文章を作成してもらい、そのままツイートまで行うことが出来るようになります。

また出力結果にも記載されているように「Zap」を設定することで、設定した時間や特定のイベントが発生した際に、自動でツイートを投稿するような機能も設定が可能です。
詳細は「zapを登録したい」とChatGPTに聞いてみましょう。詳しくは別の記事で紹介したいと思います。
プレビューをクリックすると以下のようなツイートが用意されていました。
ここから編集をすることもできますし、「Run」をクリックすることでツイートが完了します。

実際のツイートはこちら
こんにちは、世界!今日も一日頑張りましょう。このツイートはChatGPTのZapierを使用して投稿されました。#ChatGPT #Zapier
— SOK大学 (@sokuniv) June 12, 2023
メールの作成と送信
次にChatGPTでメールを作成し、Zapierを使用して自動送信を行う機能を試してみましょう。
まずはChatGPTでメールの本文を出力します。今回は「朝に仕事を休む連絡をする」ことを想定してメールの作成、設定を行います。

メール内に人物を入れたい場合は、予め指名を指定しておくと便利ですよ!
その後Zapierの設定用URLをChatGPTに出力してもらい、表示されたURLにアクセスします。
自動送信にはGoogleアカウントとの連携に加えて、宛先,件名,本文,送信時間の設定が必要になるので、任意で設定を行いましょう。
その後「Enable action」ボタンをクリックすることで、自動送信の設定が完了します。

その他にできること
Zapierは多くのアプリケーションと連携し、様々な自動化アクションを使用することが出来ますので、この記事で全てを紹介することは出来ません。
中でも特に便利なアクションを一覧で記載しますので、興味がある方は是非活用してみましょう。
- Googleカレンダーに予定を追加する
- Googleスプレッドシートに記録されているデータを分析する
- Youtubeに動画をアップロードする
- Facebookのプロフィール更新や投稿を行う
- Slackの管理やメッセージ送信を行う

Zapierの公式サイトにアクセスすることで、利用できるアクションの詳細を確認することができます。
まとめ
今回はChatGPTとアプリケーションを連携した自動化の方法について紹介をしました。
ChatGPTで新たにリリースされたプラグイン「Zapier」を使用することで、GoogleサービスやSNSと連携し、誰でも簡単に自動化の設定を行うことができます。
ChatGPTやプラグインを活用し、是非あなたの作業効率を上げていきましょう!
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