ウイニングポスト10は、過去作と比べて要求スペックが大幅に上がっています。その分グラフィック品質も向上していますが、これまで普通にプレイできていたのに今作が重くてプレイできないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はウイニングポスト10を快適にプレイするためのPCスペックと、おすすめのパソコンについて詳しく解説します。
自作、ゲーミングPC、ノートパソコンの3種類を、それぞれ解説しますので、参考にしてください。
ウイニングポスト10はなぜ重い?
重い原因は、以下の記事で詳しく考察しています。
結論から言うと、シンプルにグラフィック品質がウイニングポスト9と比較して大きく向上したこと、最適化不足な部分が存在することなどが挙げられます。
また、レースシーンが30fps固定になっていることも、重いと感じさせる要因になっているかもしれません。
レースシーンの30fps固定問題については、以下のツールを使用して解決できます。参考にしてみてください。
ウイニングポスト10の推奨スペックはGTX 1660Ti
ウイニングポスト10の最低要件と推奨要件はそれぞれ以下の表のようになります。
要件 | 最低要件 | 推奨要件 |
---|---|---|
OS | Windows® 10/11 64bit(日本語版) | Windows® 10/11 64bit(日本語版) |
CPU | Intel Core i3-4370 以上 | Intel Core i7-7700 以上 |
メモリ | 6GB RAM 以上 | 16GB RAM 以上 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 660 VRAM 2GB 以上 AMD Radeon R7 370 VRAM 2GB 以上 | NVIDIA GeForce GTX 1660Ti VRAM 6GB 以上 AMD Radeon RX 5600XT VRAM 6GB 以上 |
ハードディスク | 空き容量 35GB 以上 | 空き容量 35GB 以上 |
これをみると、快適に遊ぶためにはかなり新しめのゲーミングPCが必要なことが分かりますね。
数年前のゲーミングPCでプレイしている方や、普段使いのノートパソコンなどでプレイしている方にとっては厳しい要件になっています。
おすすめのPCスペックはこれ!
システム要件をもとに、どのようなスペックのPCが最適かを表にまとめてみました。
OS | Windows 10/11 64bit |
CPU | Ryzen 3000番台以上 Intel Core i3 10世代以上/i5 8世代以上/i7 6世代 以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTXシリーズ AMD Radeon RX 5600XT 以上 |
メモリ | 16GB以上 |
結論から言うと、CPUは最新世代、グラフィックボードはRTXシリーズ、メモリは16GB以上のものを選択すれば問題ありません。
推奨要件から考えると、GTX 1660 Super/Tiもギリギリ要件を満たしていますが、コスパを考えるとあまり差がないことや、今更レイトレーシング機能のないGTXシリーズを購入するのは少し微妙です。
少しでも値段重視の場合は選択肢に入れてもいいでしょう。
また、レースシーンは30fps固定で、それ以外も基本60fps固定になっているので、高すぎるグラフィックボードを導入しても逆に性能を持て余してしまうことに注意してください。
ただし、同時にDiscordで通話したり、YouTubeやTwitchで配信したりしたいという希望も当然あると思います。そういう場合はCPU、グラフィックボードともに余裕のある選択をした方がいいです。
具体的には、Ryzen 5/Core i5 以上と、RTX 3000シリーズ 以上を選択するようにしましょう。
- CPUはRyzen 3000以上、グラフィックボードはRTXシリーズ
- 少しでも値段重視の場合、GTX 1660 Super/Tiもあり
- 配信する場合はスペックに余裕があるといい
おすすめのデスクトップパソコンとノートPC、自作パーツ
ウイニングポスト10を快適にプレイするためには、かなりまともなゲーミング性能が求められることが分かりました。
ここからは、ゲーミングPCを買う場合、自作する場合、ノートパソコンでプレイしたい場合の3パターンで、それぞれおすすめをご紹介します。
デスクトップのゲーミングPCを買う場合
ゲーミングPCを買う場合、推奨スペックを考慮して以下のような製品がおすすめです。
FRONTINER FRGAB550/WS421/NTK
名前 | FRGAB550/WS421/NTK |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 8GB |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
FRONTIERのおすすめポイント
- 山口県の自社工場で1台ずつ正確に組み立てしており、重要な電源装置にも日本製のコンデンサーを採用するなど、国産で高品質なパソコン。
- 1年間の保証が付き、無償で修理サービスを受けられるため、安心のサポート体制。
- これだけの品質、サポート体制が充実しているにもかかわらず、価格が安くコスパもいい!
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PCを自作する場合
自作する場合、以下のスペックを満たせるようなパーツを選ぶといいでしょう。
CPU | Ryzen 3000番台以上 Intel Core i3 10世代以上/i5 8世代以上/i7 6世代 以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTXシリーズ AMD Radeon RX 5600XT 以上 |
メモリ | 16GB以上 |
基本的には、CPU/グラフィックボードともに最新世代のミドルレンジ帯のパーツを採用すれば問題ありませんが、それ以外のパーツで組みたい場合は上記の表を参考にしてください。
推奨スペックを満たしていて、コスパが高くおすすめのCPU、グラフィックボードは以下になります。
CPU
CPUは、Ryzen 5/Core i5を採用すれば間違いありません。
要求スペック的には4コア8スレッドのCore i3でも十分足りますが、価格差がほとんどないので、できるだけ安く組みたい方は15,000円ほどで購入可能なRyzen 5 5500をおすすめします。
Ryzen 5 5500
また、金額的に余裕のある方は、Ryzenの最新世代である7000シリーズをおすすめします。
Ryzen 5 7600X
Ryzen 7 7700X
グラフィックボード
RTX 3060は現在4万円台で、8GB版なら4万円程度で購入できるものもあります。金額的に大きな差はないので、できれば12GB版を購入するといいですが、金額を気にするなら8GB版もありです。
また、Radeon 6600もおすすめです。3万円程度で購入可能で、性能も十分ですので、GeForceにこだわりがなければ検討してみて下さい。
GeForce RTX 3060 8GB版
GeForce RTX 3060 12GB版
Radeon RX 6600
ノートパソコンを買う場合
ノートパソコンでプレイする場合、なかなか通常のノートパソコンでプレイするのは厳しいです。外部GPUを搭載したノートパソコンを選択するといいでしょう。
推奨スペックを満たして快適にプレイしたい場合、基本的にはゲーミングノートパソコンが必要になります。
ゲーミングノートPCおすすめ
HP Victus
Core i7-12700H、メモリ16GB、RTX 3060、144Hzディスプレイを搭載してこの値段は破格です。とにかくコスパ重視の方はこれ一択。
普段使いのノートパソコンおすすめ
それでも普段使いのノートパソコンで何とかプレイしたいという方は、内蔵GPU性能の高いRyzen 6000シリーズを搭載したノートパソコンをおすすめします。イチオシはASUSのZenbook Sです。
ただし、推奨要件を満たせるほどの性能はないので設定を妥協する必要があります。
ZenBook S(6800U)
まとめ
ウイニングポスト10は前作から要求スペックが大幅に上がり、これまでパソコンで遊んでいた人も快適に遊べないという人が多いのではないでしょうか。
今回の記事を参考に、快適なウイニングポストライフを楽しみましょう!
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